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2015/08/22

ひなた文庫



南阿蘇鉄道は、故郷の阿蘇を走るローカル線。中学生時代、通学で利用していました。
その駅の1つに、「南阿蘇 水の生まれる里 白水高原駅」があります。
山と田んぼに囲まれた、変わった名前の無人駅。
その駅舎を利用した小さな本屋さんが「ひなた文庫」です。


中学時代の後輩が始めた、ひなた文庫。
本は自分たちの所有していたものや、オープンに合わせて集めたもの、近所の方から寄贈してもらったもの等。1,000冊くらい集まったそうです。
小説やエッセイから、旅関連、アート、心理学まで幅広く、本のチョイスにもこだわりを感じました。ジェームズ・タレルの作品集があったけど、阿蘇と相性良いかも…









9/22まで「手嶋勇気ドローイング展」も行われています。

特集「旅」のコーナーは、旅行かばんに詰め込んで。

元々は、庭で晴れた日に読書をする場として、ひなた文庫が始まったそうです。
その後色々な縁があり、この場所でお店を開くことに。
白川水源等、阿蘇観光をする人は素通りする駅でしたが、新しい流れが出来そうな気がします。
僕も地元で何かできないかな?そう考えずにはいられません。

因みに、お店の正式名称は「Octopus Books ひなた文庫」
駅舎の壁が8角形なので、そういう事かと思っていましたが、実は他の理由がありました。
気になる方は、きいてみると良いかも。


ひなた文庫
南阿蘇鉄道 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
土日祝 10:00-16:00 平日もたまに営業

2014/10/01

ひみつきち、つくりました

お友達と、とあるイベントを開催しました。
イベント名は、「ひみつきち」
グループ展のような、マルシェのようなイベントです。
快く場所を貸してくださった 「toco+ワッフル+cafe」さんの、美味しいワッフルの香りとともに、会場にはたくさんの方が来てくれました。














写真は一部、出店者の方の撮影です。


別のイベントにて出張販売をされていたtocoカフェさんとの縁で、このひみつきちが完成しました。
初めての開催で、全てのことが手探り状態。
準備に出品者探し、フライヤー制作と忙しい毎日でした。
反省点もたくさんありますが、無事に開催する事ができて、ホッとしています。本当に。

ひみつきちへの入り口を忘れたときに、人は大人になると言います。
忘れかけていた大切なものを、ほんの少し思い出せたような、
そんな一日でした。


2014/06/20

10zine vol.4




10zine vol.4 始まりました!


前回、前々回は写真のzineだったので、今回は文字だけで作ってみました(単純)
ちなみに、今年3月のハコイチ用に作ったzineを、編集し直したものです。


テーマは「表」について。
ものごとには様々な法則があり、それをわかりやすく伝えるために、人は表を作ります。
色々な表現方法があるなか、あえて絵を使わず、文字や線だけで作られた表。
ともすれば、ただの文字の羅列にもみえる、
素っ気なくて、どこか健気。
そんな表の魅力を伝えてみたくて、このzineを作りました。


制作時間は大したことなかったものの、紙屋が改装中だったり、夜明けの印刷屋で機材トラブルがあったり…
しかし、それもzineづくりの醍醐味…
詳しくは会場にて。





「CHART」
¥500(20部限定)


毎度のことですが、イベントが始まってから制作意欲がぐんと増すのが10zine。
みなさんも、会場でたくさんのzineに囲まれて、
「なんかつくりてぇ!!!!」

って、なっちゃいませんか?

2013/06/12

10zine vol.3 始まりました





福岡を中心に活動する、zine作家のあつまり「10zine」。
zineとは、”非商業的で小規模な、冊子、同人誌、アートブック等の出版物”の事。
会社員にデザイナー、学生もみんな同じ場所で、
各々の創作欲求や自己表現のために、zineを作っています。

イベントは今回で3回目。一週間かけてゆっくりじっくり開催。
今回の出品作家は30人以上。
新作zineの販売はもちろん、前回までのアーカイブzineの閲覧もできます。
お時間があればぜひ。

きっとあなたの何かをくすぐられるはずです。
2年前のあの日の僕みたいに。

10zine vol.3

福岡会場
日時:2013年6月10日(月)〜16日(日) 12:00〜20:00予定
場所:albus 福岡県福岡市中央区警固2-9-14
http://www.albus.in

佐賀会場
日時:2013年6月22日(土)〜6月29日(土) 11:00〜19:00(会期中無休)
場所:PERHAPS GALLERY 佐賀県佐賀市中央本町2-22 222ビル3F
http://perhapsgallery.net


2013/04/03

群青色故。シンカイギョ




先月の中頃ですが、後輩のバンドがCDを出しました。
バンドの名は「群青色故。」。ポストロック、オルタナ、シューゲイザーの香りのする3ピースバンド。
アルバムタイトルはシンカイギョ。アルバム通して聴いたら分かりますが、まさにシンカイギョ。

今回、バンドロゴとCDジャケットを制作させていただきました。
ジャケット裏面には、別の後輩が絵を描いてくれています。








【群青色故。HP】

水面の瞬きも届かない暗闇、襲いかかる水圧。
そこを泳ぐ異形のシンカイギョの声に、耳を傾けてみませんか?


2013/03/19

奈良美智:君や僕にちょっと似ている



「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」〜熊本市現代美術館〜
行って来ました。

展示作品100点以上のほとんどが新作だったり、初の大型ブロンズ像があったり、前評判から見応えバッチリとの事でしたが、本当にその通りでした。
奈良さんの描く、可愛くて、物憂げで、たまに怖くて、誰かにちょっと似ている、そんな女の子。どれもが強い意志を持っていて、大型のものともなると、眼力で潰されてしまいそうになります。それも本望ですけど。

初めて奈良さんの絵を(おそらく本屋で)見た小学生くらいの頃。とてつもなく怖かった事を覚えています。今ではわざわざ美術館に足を運ぶ程になりましたが、当時目をそらしたくなる程に感じていた作品のエネルギーは、今も変わらず心に響き続けています。

今回の熊本展のポスターに使われている、「Let's Talk About "Glory"」(上の写真の子)。後半はこの子の前に立ち尽くし、ちょっと真剣な話をしてきました。文字通りTalk About "Glory"。

>Favorite Girl

In the Milky Lake / Thinking One
Super Super
Let's Talk About "Glory"
Tannenbaum


2012/06/26

太陽系を本に詰め込むと

ASTRONOMICAL - The Movie from Mishka Henner on Vimeo.



世の中にはとんでもない本があるもんです。

太陽系の天体の位置関係を、1冊500ページ、全12冊の本で表現しています。
最初のページは太陽。そこから太陽系の外側へ向かって、1ページごとに1000000km進みます。
最初の1冊で水星〜金星〜地球〜火星〜小惑星帯まで到達。
木星に到達するのは2冊目の283ページ目。

あれ、2冊目でもう木星?

宇宙好きならピンと来るかもしれませんが、太陽系は外に向かうほど、惑星同士の距離が広くなるので、後半はひたすら真っ黒のページが続く、なんともクレイジーな本なのです。
まるまる1冊暗闇の巻がいくつもあるって事ですね…

地球。155ページ目。

太陽系のスケール感が伝わってきます。
宇宙ってすげー…。

http://www.mishkahenner.com/

2012/05/16

ダンジョンのカギ




以前雑貨屋さんで見つけた、古ーい鍵です。革紐等は、後で自分で付けてます。
鍵型のネックレスはよく見かけますが、どうせならアンティークでサビサビのペンダントを吊るしたいなーと思っていた矢先、運良く見つけてしまいました。

お店の、鍵の横に貼られた紙に次の文字が。


「世界のどこかに、この鍵で開かれるのを待っている扉があります」


見た瞬間に理性はぶっ飛びました。なんてロマンチック!もう完全にお手上げ&お買い上げですわ。笑

男の子はいくつになっても、冒険に憧れるものです。
例えば昔遊んだゲームでも、次のステージへ進むためには鍵が必要だったりするわけです。
そしてその鍵がなかなか見つからない…。
もしくは強大な敵から命がけで奪い取らないといけません。

この鍵がどこか知らない場所と繋がっているんだ。と考えると、もうワクワクしてきます。
その扉がヘルシンキにあっても、台湾にあっても、東京にあっても良い。
隣町にあったとしても、それはとても素敵な事ですよね。

福岡の街外れで、こんな素敵なものと出会えるなんて。
はやく次のステージに進めというお告げなのかも知れません。


冒険はまだ始まったばかりのようだ!

2012/03/20

直島旅行レポ その4 〜また来るね〜


直島レポもこれで最後です。
アートや建築以外にも、ここには素敵なものがたくさんありました。
島の雰囲気はとても穏やかで、時間がゆっくり流れています。
住民の方が気さくに挨拶を返してくれて、心が温かくなりました。
故郷の阿蘇も観光地なので、この感覚が懐かしく思えます。
旅先での人との出会いもまた、大事な旅の思い出ですね。

そして、観光客の振る舞いがその土地に与える影響も、意外と大きいものです。
僕達のマナーの悪さで、こんな素敵な島を汚したくない。
心からそう思いました。

12月から3月は閑散期なのだとか。
観光地ならどこもそうですが、直島を楽しむのなら、観光客の少ない時期の方が良いですね。自分のペースで回れますから。
ほんと、良い時期に行ったなぁ…。曇ってたし、寒かったけど…。
次行く時は時間に余裕を持って、風情ある町並みの写真も撮りたいです。
青空の下でねー。

直島旅行レポ その3 〜地中美術館 展示作品〜

地中美術館に展示されているのは3人の作品。
クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレル。
モネは「睡蓮」で有名な印象画家です。
残りの二人はどちらもアメリカの現代美術のアーティスト。
3人に共通している事は、自然と向き合い、自然を解釈して作品を作る芸術家だということ。
だそうな笑
難しいけど、美術館を出た後になんとなく理解できたのでオッケーです笑


クロード・モネ「睡蓮」シリーズ


5点の作品が展示してあります。地中ですが、自然光のみで鑑賞出来るとの事。
普通に明るかったです。
壁も床も真っ白で、絵画を邪魔する要素は何もなし。
まさに「睡蓮」のためだけの部屋です。
スリッパに履き替えるため、小さなタイル敷きの床が心地よかったです。
絵の感想はというと、まずデカイ!笑 想像以上でした。
純粋に、綺麗な絵だなーと。
印象派の絵画はあまり興味は無かったのですが、この部屋には結構長居しました。
座って鑑賞することもできるとの事で、立ったり座ったりしてました笑
印象絵画。勉強したくなってきた。


ウォルター・デ・マリア「タイム/タイムレス/ノー・タイム」



大きな階段室の中央に置かれた花崗岩の球体。
部屋の至る所に置かれた金色のモニュメント。
天井から差し込む自然光は、時間によって作品を様々な角度から照らします。
部屋全体が作品ということで、部屋の寸法や採光などはデ・マリアの細かい指示によって決められたそうです。
デ・マリアは安藤忠雄の建築を研究し、彼の手法を積極的に取り入れたそうな。

最初に部屋に足を踏み入れた時の衝撃は忘れられません。


(無音)


幸いにも、部屋に入ったのが友達と二人だけだったため(スタッフの方はいますが)、雑音も人の気配も皆無。
無音を通り越して、「キーン」という音が聞こえてくるほど。
とても神聖な空気。静謐。思考回路も一時停止します。
その空気に圧倒され、最初は足が進まなかったのですが、階段を登って鑑賞することもできます。球体に触れることも可能。
演出として、1~2時間に一度、バスドラのような低音がかすかに響きます。
入ってしばらく経って聴けたので、運が良かった。
二度目見に行った時は他のお客さんがたくさんいましたが、球体の周りにぽつぽつと人が立っている絵もまた面白い。
今度は入り口付近でじっとして眺めました。


ジェームズ・タレル「アフラム,ペールブルー」「オープン・スカイ」「オープン・フィールド」



ジェームズ・タレルの3つの作品は、光の体験です。
個人的ベストの「オープン・フィールド」。
まず、目の前の壁には長方形の青い光。
スクリーンに映写されているのかな?と思いました。
スタッフの指示を聞き、近づいてみると、そこは壁ではなく開口部。
段を登り、恐る恐る光の中に足を踏み入れます。

中は青色の光で満たされています。
壁や床の境界線は不明瞭。無限空間。
微妙に傾斜のついた床を下ってゆきます。
そして、スタッフの指示により歩くのを止めます。
部屋の奥の壁に注目。
今まで壁だと思っていたそれは、壁ではなく開口部。(本日2度目)
奥にはもう一つ大きな空間があるとのこと。
びっくりしました。最初は壁にしか見えなかったのです。
「これ以上進むと落っこちちゃいます」とのこと。
じっくり見てると、確かにそこに空間があるように見えてきます。

そして戻ろうと後ろを振り向くと、
さっきまで待っていた外の部屋の様子が…
最初の開口部は、オレンジのスクリーンに。
部屋の青色に目が慣れ、普通の照明の部屋が鮮やかなオレンジに見えるのです。
補色の関係なので、スクリーンのエッジがかすかにちらつき、もう何がなんだか。
最初の段や床の傾斜は、余計なものが視界に入らないようにするためなのか。
アハ体験ってこういう事ですね。


作品数と入場料が吊り合わない!という人もいるようですが、僕は大大満足です。
今でも余韻に浸ってますもの笑
今回載せてる写真はHPからの転載です。
解像度が荒いのはご容赦ください。
作品を視覚で感じるだけでなく、五感全てを総動員して”体験”するのが、この地中美術館。
また行きます。必ず。


地中美術館HP

続く…

2012/03/19

直島旅行レポ その2 〜地中美術館〜

詳しくはこちら

今回の直島旅行、個人的に一番楽しみだったのは、安藤忠雄の建築です。人生初。
ベネッセハウス、ミュージアム、地中美術館、李禹煥美術館など、島中に彼の作品が。
中でも地中美術館は感動ものでした。
写真OKはここまで。ロゴタイプは祖父江慎さんです。



名前の通り、建物が地中に埋まっています。
建物内部のほとんどが自然光による採光。
地中ですが適度な明るさが保たれています。
安藤忠雄の代表作「光の教会」のように、通路のスリットから差し込む光は神秘的。(行ったことないけど笑)
屋根のない廊下は初期の名作「住吉の長屋」を思わせます。(行ったことないけど笑)
展示作品の部屋同士は離れていて、作品の余韻に浸りながら移動することができます。
僕もぼーっと歩いてました。
「美術館を地中に」という構想もさることながら、地中ながらも光を巧みに操り空間を作る安藤忠雄。
建物の外観(地上からはほとんど見えませんが)は文句なしにかっこいい。
実際に内部を歩けば、綿密に計算し尽くされたプランを肌で感じとる事ができます。

世界のANDOは、やっぱりすごいな…。

直島レポはまだまだ続きます。

パンフの写真でご勘弁を笑




直島旅行レポ その1 〜上陸〜


草間彌生の南瓜。島の人気者です。

二泊三日で直島に行ってきました。
岡山市内で寝泊まりし、直島自体は日帰りです。

友達4人で福岡から、高速に乗って行きました。片道約7時間。
時間があれば倉敷や、瀬戸内海の他の島々、うどん県にも行きたかったのですが…。
今回は激安旅行。またいつかゆっくり行きたいです。
岡山の宇野港からフェリーで約20分。
瀬戸内の島々の景色を眺めながら、どんぶらこ。

島に着いてからはレンタサイクル(一日500円)を利用しました。
坂道がとても多いので、結構体力が要ります笑

今回僕が見て回った主な場所は…

地中美術館
李禹煥美術館
ベネッセハウスミュージアム
直島銭湯「Iラブ湯」
屋外作品多数
です。

家プロジェクトは時間がありませんでした!非常に残念です!

次回に続く…。

2011/12/05

岡本太郎展「顔は宇宙だ。」に行ってきた

福岡パルコで今日まで行われていた、岡本太郎の展覧会に行ってきました。
岡本太郎生誕100年企画展「顔は宇宙だ。」
入り口で等身大の太郎さん人形がお出迎え。
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ついついこんなアングルで撮ってしまいました笑

身長156cm、意外と小柄だったようです。
中で製作中の映像が流れていました。
そこには笑顔で楽しそうに作品を作っている太郎さんの姿が。
なんかほっとしました。
今まで目をひん剥いた写真しか見たことなかったので笑
ちゃんと笑う人なんだなって笑

奥に、明日の神話の姉妹作品、豊饒の神話がありました。
明日の神話も見てみたいなぁ。
以前テレビで見て、とてつもないインパクトを受けたので。

万博の事もあり、広くお茶の間に浸透している芸術家。
岡本太郎に対して、そういうイメージを抱いていました。
その理由がほんの少し分かったような気がします。
ただシュールで難解でとっつきにくいのではなく、
どこかに分かりやすさ、親しみやすさがあります。
線の力強さ、造形のシンプルさ、はっきりとした色合いが原因?
もしくは、今回の展覧会のテーマが「顔は宇宙だ。」だから余計にそう思っちゃったのかも。
顔があると安心しますよね。視線もそこに行くし。
なんか自分と同じだと思っちゃうんですかね。仲間意識?
この事に関しては、僕の中でもまだ結論に至ってないので、言及はこのくらいで止めときます。
なんにせよ、岡本太郎へのイメージは前より鮮明になりました。
もっと色々な作品を見てみたいなと。

出口に岡本太郎語録のくじがあったので、記念に引いてみることに。
内容は、
「カッコよくいきようとするのは自分自身に甘えているにすぎない。
カッコウにとらわれそうになったら、自分をたたきつぶしてやれ。」
…グシャリ(たたきつぶす音)

館内撮影OKだったのでここに一枚だけ…。
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「雷人」 岡本太郎の絶筆となった未完成作品。
写真は一部です。