2011/12/05

岡本太郎展「顔は宇宙だ。」に行ってきた

福岡パルコで今日まで行われていた、岡本太郎の展覧会に行ってきました。
岡本太郎生誕100年企画展「顔は宇宙だ。」
入り口で等身大の太郎さん人形がお出迎え。
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ついついこんなアングルで撮ってしまいました笑

身長156cm、意外と小柄だったようです。
中で製作中の映像が流れていました。
そこには笑顔で楽しそうに作品を作っている太郎さんの姿が。
なんかほっとしました。
今まで目をひん剥いた写真しか見たことなかったので笑
ちゃんと笑う人なんだなって笑

奥に、明日の神話の姉妹作品、豊饒の神話がありました。
明日の神話も見てみたいなぁ。
以前テレビで見て、とてつもないインパクトを受けたので。

万博の事もあり、広くお茶の間に浸透している芸術家。
岡本太郎に対して、そういうイメージを抱いていました。
その理由がほんの少し分かったような気がします。
ただシュールで難解でとっつきにくいのではなく、
どこかに分かりやすさ、親しみやすさがあります。
線の力強さ、造形のシンプルさ、はっきりとした色合いが原因?
もしくは、今回の展覧会のテーマが「顔は宇宙だ。」だから余計にそう思っちゃったのかも。
顔があると安心しますよね。視線もそこに行くし。
なんか自分と同じだと思っちゃうんですかね。仲間意識?
この事に関しては、僕の中でもまだ結論に至ってないので、言及はこのくらいで止めときます。
なんにせよ、岡本太郎へのイメージは前より鮮明になりました。
もっと色々な作品を見てみたいなと。

出口に岡本太郎語録のくじがあったので、記念に引いてみることに。
内容は、
「カッコよくいきようとするのは自分自身に甘えているにすぎない。
カッコウにとらわれそうになったら、自分をたたきつぶしてやれ。」
…グシャリ(たたきつぶす音)

館内撮影OKだったのでここに一枚だけ…。
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「雷人」 岡本太郎の絶筆となった未完成作品。
写真は一部です。