【日本時間で9月24日17時】
只今シベリアの上空。
成田を立って約5時間、僕たちが身体を預けるこの鉄の塊は、時速833キロで空を飛んでいます。
窓の外は高度10472m、気温-56℃。ついつい忘れがちですが、壁一枚隔てた外の世界は、現在極限状態。
どうしてこんなに重たい塊が空を飛べるのか、不思議でなりません。
それに、今僕がその塊の中で高速移動している事も、にわかに信じ難い事実。
そして何より、尋常じゃない速さで空中を進む巨大な物体を、今まさに操縦してる人がいるんだという事。
勿論コンピューター制御もされているんでしょうけど、いやー、人って空飛べるんだなぁ(今さら)
この歳になっても飛行機にワクワクしているなんて。
子どもの頃に覚えた感動は、今でもそのままのようです。なんだか少しホッとしました。
たかが飛行機でこんなに好奇心をくすぐられるとは。
これから初めて海外の地に足を踏み入れるというのにね。
ほんと、先が思いやられます。